『Xam文庫 紫式部 源氏物語〜桐壺〜』
Xam文庫は、文学の名作を電子書籍化した
Xamのオフィシャルe-Bookです。
「源氏物語〜桐壺〜」は、紫式部による作品。
いつの時代か、それほど身分の高い家の出ではない桐壺更衣を
寵愛した帝(桐壺帝)がいた。
二人の間には輝くように美しい皇子が生まれたが、
他の妃たちの嫉妬や嫌がらせに悩まされ病気がちだった更衣は、
幼い皇子を残して病死してしまう。
これを深く嘆く帝を慰めるために、亡き更衣に生きうつしの
先帝の皇女(藤壺)が入内し、新たな寵愛を得た。
一方で更衣の遺児は帝のもとで育てられ、
亡き母に似ているという藤壺を殊更に慕うようになる。
元服した彼は臣籍降下して帝から源氏姓を賜り、
左大臣家の娘・葵の上の婿となって、
その光り輝くような美貌から光る君と呼ばれた。
源氏物語は、54帖より成り、おおむね100万文字に及ぶ長篇で、
800首弱の和歌を含む王朝物語です。
物語は、母系制が色濃い平安朝中期を舞台にして、
天皇の皇子として生まれながら臣籍降下して源氏姓となった
光源氏が、数多の恋愛遍歴をくりひろげながら人臣最高の
栄誉を極め、晩年にさしかかって愛情生活の破綻による
無常を覚えるさままでが描かれています。
さらに老年の光源氏をとりまく子女の恋愛模様や、
或いは源氏死後の孫たちの恋がつづられ、
長篇恋愛小説として間然とするところのない首尾を整えています。
|